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さーて今年度も不定期更新日記、始まるよーヽ('A`)ノ

グレンラガン1話


ご存知ガイナックスが世に放つドリルアニメが何気に良作っぽいのでご報告。

ジャンル的にはオーソドックスなすっとこトリオの冒険活劇アニメ。

で、内訳は内気な主人公に頼れる兄貴、そしてお色気ヒロインとまあこちらもお約束。

しかしカミナの兄貴、地上を目指すという心意義に溢れる熱血漢。おバカなまでに一本気。こういう生き生きとしてるキャラは好きやね。


そして随所で魅せるカミナ語録が熱い。
「自分を信じるな、俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!」

よく分からないけど無駄に迫力があるぅ!そこが痺れる憧れるぅ!

しかし、穴掘って生活が潤うってどんな環境やねん。
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"神無月の巫女"で一躍脚光を浴びた柳沢テツヤが送る意欲(異欲)作
モチロン百合も…?

暫くギアスの更新ばかり続いたので、ここで息抜きに別アニメをレビュります。

かつて舞-HiMEと同時期に放映され、他のアニメと一線を画する徹底的な百合路線で話題になった柳沢監督とそのスタッフが、またヴァカをやり始めたと聞いたとあっては聞き捨てなりません。

またも、サンライズがギアスという人気作を作り出すタイミングで世に出た以上、その対抗馬として頑張っていただきましょうか。

舞-HiME相手に辛酸(?)を舐めたからでしょうか、ライバルを徹底的に分析した結果導き出された応えは……スターシステム。

そう、あの宮様と姫子とついでにソウマが姿を変え帰ってくる!
先走って始めたネトラジなんて、ラジオ神無月そのまんまだし、明らかに故意犯(≠確信犯)

余談だけど、OPの歌と絵があってない。
前みたいにI've系でよかったと思われ。

妄想大爆発

第一話は徹底して神無月を踏襲。どう見たってマコちゃんなこずえと登校する今作の主人公は白鳥 空
しかし、ただなぞるだけじゃありません。憧れた先輩への思いや、それが届かないと知った時の切なさを姫子比300%増し位の脚色された胸の内を赤裸々に吐露します。

変化球なんてハンパなもんじゃねぇ…剛速球。その片鱗を味わったぜ…

そして世界設定も剛速球。
売れるのは学園物と踏んだのか、徹底的に学園物に仕立て上げました。
右も学園、左も後ろも前も学園のオンパレード、学園のちゃんこ鍋や!
世界情勢って何?セイジケイザイって何?おいしいの?って声が聞こえてきそうなほど"学園"しか存在しません。正直やりすぎ。

あとスペクタクル学園ロマンス巨編!!って意味ワカンネ

そして学園の風紀を司る"機動風紀員"の存在もギリギリアウト。
なんでも機動つけりゃいいってもんじゃないのよ!
アレか!機動新撰組を意識してるのか!って突っ込みいれたら、ソウマの生まれ変わりのジン(またも噛ませ馬ポジション)が所属するのは7番隊うんぬん言い出したから、ああこれもか…と憔悴の境地。


狂った世界に現れるもう一人のメインキャラ"綾小路京四郎"もこれまた奇人。
廃校になった幻の学校の制服を来た美男子の転校生ってまではいいけど、目に留めた女の子を、そのまま脱がし視姦するんだから。
名前を狂四郎にしたほうがしっくり来ますね!

上記の蛮行はどう考えたって痴漢で警察沙汰ものなのに、空ってば

「春のポカポカ陽気が見せた、トキメキの白昼間」

ってな具合で脳内補完して終了する辺り、そのポテンシャルを感じて頂けると思います。


コレに限らず、とにかく見てもらえば分かりますが、前作以上にミヤビで突き抜けたな演出が随所に盛り込まれてます。キャプの花びら演出なんか、ええ、もう狂ったように。


戦闘に関するコメントはハショらせて頂きます。
毎度の事ながら飾り(ry


それより来週の神無月コンビにご注目!
シャーリーの変わる日常、謎の組織"キョウト"との会合
シャーリーきたな

今まで散々煮え湯を飲まされてきた(1クールも!)シャーリーが遂にC.C.やカレンを押しのけ桧舞台に上がって参りました。

前ニーナの時にも書いたんだけど、こうやって急にスポット浴びちゃう子ってのは得てして波乱の現況になるわけでして……
父から送られたコンサートのチケットを成り行き半分でルルーシュに渡す所を、例によってバッチリタシーロしてたのは、カレン…ではなくC.C.


「よせ邪推は…そんなはずは無いだろう、私にとってアイツは……」


……デレ期か?

ルルーシュに惹かれるシャーリー、ゼロに惹かれるカレン、そしてその両方を知るC.C.のなんとも微妙な四角関係が確立しました。

ああ、スザクを忘れてたから本当は5角形じゃないか。
何の五大栄養素ですか?


どうみてもヌケ作な玉城が今までの大蔵省だったという衝撃の真実が発覚。
厳選した人選なのか丸投げなのか分からないけど、黒の騎士団の内政は思わしくないようです。有能な秘書が欲しい所やね。ヴィレッタみたいなの。


ニーナがいきなりハードルを越えちゃってアッー!
前半、会長の「いいねぇ…シャーリーのそういうところ、好きよ」
ってところで微妙に反応してたけど、この複線だったのね。
複線の消化早すぎです……キャプ絵はプライバシーと人道的にカットの方向で……


兄の微妙な変化を感じ取るナナリー。
打倒ブリタニアの目的の一つたるナナリーの幸せを願う心は変わらなくとも、個人としてのルルーシュは刻一刻と変化してます。

異形の力を宿したものの、唯一の兄弟の前ではそれを隠し通し今までどおり変わらぬ関係を保とうとする。

前半はスクライドのカズマとかなみの兄妹関係とダブっていたけど、最近は舞-HiMEの舞衣と巧海の関係とダブってきた。

いずれ明かされる事実に、ナナリーはそしてルルーシュは耐えられるか?

舞-GEASS

ゼロの掲げる正義の味方の像に激しい憎悪を抱くスザク。
同じ作戦に従事しながら"救出作業"と捉えるスザクと"発掘作業"と捉えるロイドとの温度差が対照的ですな。

「忘れろ……データには残っちゃいないんだぞ」

蘇った父の事件の事か、C.C.の所在の事か…恐らくは前者だろう。


援助提携の打診のあったキョウト六家に赴く黒の騎士団一行。
無論ホイホイと一つ返事で付いていくルルーシュじゃありません。
作戦の布石の為、迎えの運転手にギアス発動。今日はここだけね。

「見極めねばならん……お主が何者なのかを。その素顔…見せてもらうぞ」

誘い込む形をとり実力行使でゼロの正体を暴こうとする桐原泰蔵だが、そこはゼロの思惑通り、予め替え玉のC.C.を表に立たせておき、自分はギアスをかけた運転手の手引きでナイトメアの中に潜み、ピンチを一転有利な展開に持ち込みます。これは前半漏らした

「やはりアドリブが必要か…」

に掛かってるわけだ。ツメは甘いくせに、ドラスティックな作戦は華麗に決めるルルーシュはマジ激情家ならぬ劇場家。
ピッチャーで例えれば小林雅。綱渡りな人生って楽しいよね!

そして己の知る人物と確信した上で素顔を晒し、今後に繋がる太いパイプの確約に成功。冒頭の神楽耶を含め、これで重鎮二人目だ。

「行くか、修羅の道を?」

「それが、我が運命ならば。」

ビシッとキめたルルーシュに待っていたのは、最愛の父を失い日常を分かたれたシャーリー。
正義の味方を掲げたルルーシュの本当の修羅の道が今、始まる。


最後の雨の演出とかドロドロな人間関係とか既視感アリアリだなあと思ったら、今回の脚本は、あの吉野氏が書いてたらしい。

うーん、納得。
1クールの山場にして3つ巴の戦いの決着の刻
geass111

「そうだ、生き残れ。この戦いに生き残れば・・・お前達は戦士になれる。」
コーネリアを追い込む為にカレンを先回りさせ、強引に正面突破を図るも苦戦するルルーシュ。
オレンジでもなくキューエル卿でもない、やっぱりヴィレッタが一番の曲者ってわけだ。


日本解放戦線の懐刀、藤堂と四聖剣がいよいよ戦線到着。
これまた近接特化のナイトメア無頼・改を操り、知ってか知らずか、ルルーシュのシナリオ通りコーネリアの布陣に切り込みます。

geass112

壊滅した布陣、孤立するコーネリア、動かせない本陣……
もはや打つ手なしの危機的状況の中、静観していた正義の騎士が遂に動き出す。

「どうもどうも!特別派遣嚮導技術部でございまーす!」

絶望の中から一筋の希望の光を切り出す、この独特の空気というか間がなんとも谷口らしさ満点で鳥肌たちました。個人的に屈指の名場面なので画像も増量しちゃいます。

四聖剣をも振り切った鬼将コーネリアに襲い掛かる紅蓮二式。
その性能差とルルーシュの挟撃もあって、絶体絶命に追い込まれるコーネリア。

そこにあらゆる特殊装備を駆使し活路を見出し現れる最強の騎士ランスロット。
遂に紅と白が交錯する……

ああ…この回凄いよ、燃えポイント多くて燃え死んじゃいそうだ!

geass113

初戦だというのに、第七世代のランスロットとも互角に渡り合うカレンってば実は最強の操者なんじゃないかって思う今日この頃。

そしてこの秩序を守る二刀流の正義の騎士と、反逆を試みる片腕特化の対決の構図は…

スクライド



でたー!セルフパロ!「お前の負けだ」「いいや私の勝ちだ」に続いてスクライドネタを惜しげもなく投下。
そうそう、作風的にも強くスクライドを意識してるんだなこれが。


今回の対決はほぼドローという形で幕を引き、今度は一転ルルーシュvsスザク、そしてC.C.の登場で物語の本幹が語られる。

geass114

ちょっと前まで

「必死だなコーネリア」

とかなんとか言って余裕ぶっこいてたのに、目を放した隙に窮地に追い込まれるんだからブラウン管(液晶だけど)に釘付けだよルルーシュ、かわいいよルルーシュ。必死だよルルーシュ。

1話のときもチラッと見えてたけど、子供の頃とも面識があるような場面、そしてそれよりもずっと過去の、中世の教会、おそらくC.C.の得意な能力が開花した時代かな?胸の傷が痛々しさを物語ります。
抽象的な負のイメージの中スザクの過去も触れられ、父との間に何かのやりとりがあった模様。おそらく父殺しだろうけど、スザクも一筋縄ではいかない黒い過去を背負っているようです。


図らずも記憶に触れ、そしてC.C.の本名を知る身となったルルーシュ。
ランスロットの砲撃から身を守ってくれた事もあり、律儀な性格からか、はたまた微妙な心情の変化を読み取ってか、C.C.に感謝の言葉をかける

「いい機会だから言っておく。そう、さっきは助かった。今までも。それから、ギアスのことも。だから…。」

「一度しか言わないぞ。…ありがとう。」

感謝されたのが初めてというC.C.から、もう一度名前を呼んで礼を返せと言われ

「一度だけだ。大切に、優しく心を込めてな。」

「仕方無いな・・・○・○・○・○・○・・・これでいいか?」

「駄目だな。全然駄目だ。優しさが足りない、素直さと労わりの心も。発音も怪しいし、何より暖かみに欠ける。」

「我が儘だな。」

「そうとも、私はC.C.だからな。」

C.C.が一気に畳み掛ける所はリスペクト・ラディカルグッドスピードでしょうか……

今までほぼ見せられなかった、ルルーシュの素直さとC.C.の弱さが上手く調和されて和やかムード満点です。
中盤までの圧倒的戦闘描写と後半のドラマを纏め上げ上半期の山場として文句無しの回だったんじゃねーでしょうか。

謎と言う謎はまだ不透明のまま、オレンジはオレンジで健在のまま次回から後半戦に突入です。
三大勢力が成田に集結。そして紅蓮が立ち上がる。
geass101

ルルーシュが本音で語れるのはC.C.だけなもんで、楽屋話はいつも二人っきりです。

「それは正義の味方の顔ではないな 」

はい、新世界の神になるとか言ってた人もこんな顔してましたし。

ただ王の力は孤独にすると言うけれど、某死神とは違い、無条件にエロス付随守ってくれるってのは大きいところ。


あくまでエースはカレンだと諭し、新型機紅蓮を譲るルルーシュ。
まあこの辺りは新OPで先バレしちゃってるけど、前回からの流れもあるしカレンエースの座は誰の目にも明らか。

浅間山荘っぽい所に足がかりを作りに来たルルーシュの前に突如現れるC.C.
「ルルーシュ、雪がどうして白いか知っているか?」
「……自分がどんな色だったか忘れてしまったからさ。」

ここで、雪と共に自分の過去をちらつかせます。


位は下がれど人気は上がる一方のオレンジ卿
ヘタれた顔もいよいよ様になって参りました。

geass102

大将なのに前線に赴き、近接用のナイトメアで獅子奮迅の活躍をするも、部下の手柄を横取りしない懐の深さからも、蒼い巨星の影が浮かびます。
こりゃ士気が高いのも頷ける。


蹂躙される日本解放戦線を目の当たりにし怯える団員を前に、退路は無い選択肢を迫るルルーシュ。

「メシアでさえ奇跡を起こさなければ認めてもらえなかった」

奇跡を起こすことを約束し、作戦を発動させる。
ここで紅蓮二式始動。輻射波動を利用した地殻変動を誘発させ、太刀打ちできないと思われたブリタニアの大群を一気に壊滅へと誘う。

そしてコーネリアの首を取るべく動き出す黒の騎士団の駆る無頼。
……隊長機の角BIMYOOOOOO!!
作戦立案の奸智は鋭くとも、この辺りの美的センスはとても褒められたものじゃありません。徒党を組む山賊レベルです。

孤立無援のコーネリアに迫る黒の騎士団を発見したオレンジ卿は、功を焦り一人突貫します。しかし……

「見たかブリタニア、やっと…やっとお前達と対等に戦える、この紅蓮弐式こそが私達の反撃の始まりだ!」

水を得たカレンにとっては鎧袖一触、そのまま敢えなく紅蓮二式に白星を献上し、遂に退場となってしまいました。


帰ってくる頃はやっぱ強化人間ってパターンかな…
明かされるカレンの過去・現在…そして繋がる未来
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カレンのサービスカットから入るこのアニメはマジサービス旺盛。
パンチラはアウトでパンモロはセーフって判断基準が素敵です。

それにしても、このアニメに出てくる女の子は服を脱ぎ捨てる子ばかりだな……
カレンは疲れてたから、たまたま泥の様に眠ってただけと信じたい。
普段はその何恥じぬよう可憐に振舞ってると信じたい(フォロー


リヴァル「綺麗な顔してるだろ……あれ、寝てるんだぜ」
寝ぼけるカレンを尻目に、特技の睡眠学習兼昼寝を披露する黒の騎士団団長。パソコンしながら白目剥いて寝てた子(ローカルネタ)より常識的な寝方でほっと一安心。

アーサーの歓迎会のアーサーって誰やねんって思ったら、あの黒猫の事だったのね。
元ネタから推測すると名づけ親はルルーシュの予感。アーサーに嫌われるランスロットの操者ってのは皮肉たっぷりだな。

geass092

名誉ブリタニア人は役所に届ければ誰でも認可され、それ相応の暮らしが出来るらしい。
とはいっても、実際には差別・いじめ・暴力が横行している辺り、アメリカの人種問題を強く風刺している辺りが反米アニメと言われる所以だろうか。
個人レベルに限れば、潔く尻尾を振って軍門に下るのが最大公約数的な幸せなんだろうけど、やっぱプライドとか尊厳とか人が生きるうえで大事だよね。
生きながらにして死ぬか、前のめりで死ぬまで生きるか。DEAD OR ALIVE...


オレンジくんが苦渋という名の酒を煽っている席で、冷静に真相に迫ろうとするヴィレッタ姉さんはマジ冷静沈着。
デスノのLほどじゃないけど、ギアスの力に真っ先に気づくのはこの人かもしれないな。

クスリに縋る母の姿を見つけ罵倒するも、最後の一線を越えられない……
その戦いの中、母の真意に触れ心の何処かに留めていた家族への想いに気付き、決意を新たに自分の進む道を再確認するこの流れ、

これには流石にグッときてウルルンとしましたよ、ええ。普通にいいお話でした。
今までで9本の指に入りますね。

はい?

カレン好きは必見の回でしょう。
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